F-VXR90とF-VXP90の違いは何?
パナソニックのF-VXP90といえば、かなりの人気を誇る加湿空気清浄機。
世界的産業デザイナー深沢直人氏が手掛けたモダンなデザインに標準以上の性能。
特に空気の汚れに合わせた気流制御や加湿フィルターのメンテナンス性の高さなどは高く評価されています。恐らくあなたも気になっているのではないでしょうか?
その新型であるF-VXR90が発売されました。
となると、気になるのが旧型のF-VXP90に比べて何が変わったのかですよね。
F-VXR90には「花粉撃退切替サイン」を搭載
結論から言えば、「花粉撃退切替サイン」が搭載されただけです。
これは花粉らしきほこりを感知したら、専用ランプが点灯して花粉撃退運転に切り替えることをおすすめするというもの。自動で切り替わったりはせず、あくまで使用者におすすめするだけです。
はっきり言って、大した違いではありません。そもそもほこりやにおいを検知するランプは旧型にも搭載されています。
これを目当てに新型を購入する必要性は薄いと言っていいでしょう。
F-VXR90よりも型落ちのF-VXP90がおすすめ
F-VXR90及びF-VXP90は高水準な加湿空気清浄器です。
高性能なのはもちろん、空気の汚れに合わせた気流制御という独自性を有しています。
例えばタバコや料理の匂いを検知したら部屋の上部に風を送る。ほこりやダニの死骸を検知したら部屋の下部に風を送る。PM2.5を検知したらルーパーを上下に動かして部屋全体の空気を攪拌する。こうすることで汚れた空気を吸い込みやすくしているわけです。
これは他社の空気清浄機にはない機能です。
また、メンテナンス性の高さも見逃せません。使い続けているとどうしても加湿フィルターに水道水に含まれるカルキが付着し、性能が落ちてきます。なので、定期的に掃除しなければなりません。
パナソニックは加湿フィルターが布製なので、ある程度ごしごし洗えて掃除が少し楽です。「イオン除菌・防かびユニット」が装備されているのでぬめりが発生しにくいのもうれしいところ。
総合的に考えて選んでも後悔が少ない加湿空気清浄機と言えるでしょう。
新旧の違いは「花粉撃退切替サイン」の有無のみ。手に入るのなら型落ちのF-VXP90を安く買いましょう。すでに生産が終了しているので、見かけたらすぐ買うことをおすすめします。