セラムヒートとコアヒートを比較〜おすすめはこちら
ダイキンセラムヒートERFT11VSとコロナコアヒートDH-1218Rは遠赤外線ヒーターの中でもライバルとみなされています。
あなたもどちらを買うべきか悩んでいるのではないでしょうか?
そこで今回は二つの違いとどちらがおすすめかについて説明します。なお、2018年に発売された新型についての言及です。
セラムヒートとコアヒートの違い
カタログスペックのパワーはコアヒートの方が高い
コアヒート1150W〜200W
セラムヒート1100W〜250W
50Wだけコアヒートの方が高く設定できます。とはいえ、最大に設定すると電気代がかかりますから、頻繁に使うことはありません。冷え切った部屋で一刻も早く温まりたい時ぐらいでしょうか。
それにセラムヒートは遠赤と近赤の中間ぐらいの人体に吸収されやすい波長域の遠赤外線を使用しています。そのため、普通の遠赤外線ヒーターよりも暖まりやすい。熱が届く距離も1.8mと同じです。
最小設定に関しても微差です。
そもそも、カタログスペックは大なり小なり数値を盛るもの。100%の信用には値しません。
設定幅に分があるとはいえ、これをもってコアヒートを選ぶべきとは断言しかねます。
セラムヒートには温度センサーがある
セラムヒートには、室温が22度に達すると運転をセーブする温度モードが搭載されています。
エアコンと併用すると無駄に室温をあげすぎてしまうことがありますから、省エネの観点からはうれしい機能と言えるでしょう。
類似機能がコアヒートにはついていません。一人部屋でちょっと暖まりたいという用途ならともかく、リビングでエアコンと併用するつもりならセラムヒートの方がいいでしょう。
ただ、セーブ運転からの復帰は手動なのでその点は面倒です。
人感センサーの挙動が違う
セラムヒート・コアヒートともに、人感センサーが人を検知しなければセーブ運転に切り替わったり、スイッチが切れたりする機能があります。
遠赤外線ヒーターはあまり光らないので、ついているか少しわかりづらい。スイッチの消し忘れが多い人にとってはありがたい機能と言えるでしょう。
それで、この人感センサーの挙動が少し違います。
ダイキンセラムヒートは10分でセーブ運転に切り替わり、さらに15分後に停止。運転再開は手動。
コロナコアヒートはセーブ運転をキープして、人を検知したら自動再開です。
一長一短ですが、省エネという意味ではセラムヒートの方がいいでしょう。
迷ったらセラムヒートでOK
センサー以外はそこまで差はありません。
首振り運転で動く角度、サイズ、重さ、倒れたときに自動停止する機能など、ほぼ同じです。
どちらを購入しても後悔はないし、安く手に入る方を選べばいいでしょう。
ただ、どちらかを選べと言われたらセラムヒートをおすすめします。セラムヒートは室温が上がりすぎたら自動でセーブ運転してくれます。
なにより2018年の新型はデザインがなかなかかっこいい。家電にありがちな生活感がありません。毎日、目に入るものですから、見た目は結構大事です。
体の芯からぽかぽかになるセラムヒートで寒い冬を乗り切りましょう。